スタッフ日記

第2回 換気方式について

 こんにちは!🌟

コロナが一向に終わる気配がないですね。。家に引きこもってペットと遊んでいる宮﨑です😭

 

さてさて、今回は『換気方式』というテーマで取り上げようかと思います!

空気の汚染対策として、

①床に落ちているゴミ等汚れている原因となっている物を掃除機で吸い取ってしまう。

②外出中についた汚れをたたき落としてから室内に入る。

③室内を禁煙とする。

④頻繁に室内の換気を行う。

・・・等が挙げられますよね🌟今回は④の換気に注目していきたいと思います👀

新型コロナ禍の今の状況下では、換気をすることが感染予防の一つとして重要になっていますよね☝🏼

 

換気とは?

換気とは一般に室内の汚れた空気を外の新鮮な空気と入れ替えることを指しますよね!

換気をしないまま過ごしていると、我々は汚れた空気を吸い続けることになります。

汚れた空気や熱気がこもる・湿気がこもることで結露やカビを引き起こす

室内の嫌な臭いがでていかない・有害化学物質が排出されない 等々マイナスなことばかりです。

汚れた空気を吸い続けると、免疫力が低下して風邪を引きやすくなり体調を崩しがちになります。

花粉症等のアレルギーがある人は、家に帰っても症状が治まらず、汚い空気を吸い続けることにより

別のアレルギー反応を引き起こしてしまう可能性もあります。

そして空気の入れ替えをしないままエアコンの冷暖房機能を使用すると、、すぐにフィルター部分に汚れが目詰まりし、効きが悪くなります。

結果電気代は高くなりますし、機械がすぐに壊れてしまいます。

うーん、換気をしないまま暮らすと、これだけ悪い影響がでてくるんですね、、💦

 

政府からは、新型コロナウイルスの感染拡大予防の為、3密(密閉・密集・密接)を避けるようにと指示がありますよね!

換気の悪い密閉空間・多数の人が集まる密集場所・間近で会話を行う密接場面の事を言っていますが、

特に政府は換気の悪い密閉空間の対策として、こまめな換気を対策として励行しています。

 

汚れの原因に、

PM2.5や花粉、ペットの毛、人体からでるフケ等の汚れや衣類からでるホコリ等が挙げられます。

空気は目に見えないだけで、実は我々が思っているよりも随分と汚れているんですよね。

汚れた空気の中で暮らす事は、私たちにとって悪影響を及ぼす事となる為、

換気をして空気を綺麗にすることで健康でいることに繋がります。

換気を行うことで、新鮮な空気を取り入れることができ、溜まった熱を排出し、過ごしやすい温度に調整できたり、

湿気を外にだすことで部屋の除湿ができたり、こもってしまった嫌な臭いやハウスダストや化学物質を追い出すことができます。

特に夏場は一気に換気を行うことで、建物内の人が風を浴びて清涼感を感じることができますし、

建物の冷却作用もあります!

換気は人にとっても建物にとっても非常に重要な役割をしているのです😊

ここまでで、なぜ換気を行う必要があるのかご理解いただけたと思います😇

 

ここからは専門用語を交えてお話しをしますね!

空気を室内に入れる事を吸気、そして空気をだすことを排気と呼びます。その出入口の事は、それぞれ「吸気口」「排気口」と言います☝🏼

送風機を使用せず、窓やドアを開けて自然の力で換気をすることを自然換気と呼び、

機械式のファンや送風機・排風機を利用することで室内の空気を循環させる換気のことを機械換気と呼びます。

 

ちなみに、窓やドアを開放する頻度や換気時間についてですが、

家庭の場合は6畳から8畳の広さで、2時間に1回、1回の換気時間は5~10分程度で、窓を開放すると

部屋の空気はほとんど入れ替わると言われています。

オフィスや商業施設ですと、

空調や換気設備と併用して30分に1回以上、数分程度、窓は全開で開放すると良いです!

機械換気と自然換気を組合せたものにより、換気は基準法により4種類に分けられます🙂

 

換気の種類について

自然換気

窓やドアを開放して自然の風力を利用することで換気を行う方法です。

空気の温度差を利用する方法やもう一つに対流を利用する方法等もあります。

換気量は気象条件により大きく影響を受けやすいため、計画的に換気をしたり適切な換気量を確保する事ができません。

換気量のコントロールが難しいので、実用的なものはなかなか難しいのがデメリットです。

 

第一種換気

吸気・排気の両方を機械で行う換気方法です。

吸気と排気を別々の場所で行う分散型と、吸気と排気を一か所で行い、ダクトを伸ばすことで

各部屋の換気を行う方法があります。

第一種換気は確実な吸気・排気が可能となります。

 

第二種換気

吸気を機械で強制的に行う換気方法です。

室内の気圧が屋外よりも高くなるため、室内に塵やほこりが入りにくくなります。

ただ、デメリットとして壁体内結露が起こりやすい問題があります。

なので、一般の住宅では第二種換気はほぼ使用されていません。

 

第三種換気

排気を機械で強制的に行う換気方法です。

もっとも一般的に行われている方式です。

計画通りの換気を実現するためには、とても高い機密性能が必要になります。

風の強い日や上下階の温度差がある場合は、換気性能が左右されてしまいます。

 

以上の4つが換気方法となります☝🏼🌟

 

いかがでしたか?新型コロナウイルスが流行っているので、定期的な換気を

心がけましょう♪